製造業M&Aのデューデリジェンス|工場・設備・サプライチェーン

製造業のM&Aにおけるデューデリジェンスは、譲受企業が対象企業の事業内容や財務状況、法務、技術などを詳細に調査し、リスクや企業価値を評価する手続です。この記事では、製造業固有のデューデリジェンスのポイントや種類、成功のためのポイントを理解できます。

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製造業におけるデューデリジェンス(以下、製造業DD)は、M&Aや事業提携を進める際に、対象となる製造会社の事業内容、財務状況、法務、技術などを詳細に調査・分析し、リスクや価値を評価するプロセスです。特に製造業では、設備、技術、サプライチェーンなど、検討すべき項目が多岐にわたるため、専門家による多角的な調査が重要になります。これは、譲受企業が後悔のない買収を進める上で不可欠な手続です。

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製造業デューデリジェンスの目的

製造業DDは、M&Aの成否を左右する重要なプロセスです。その主な目的は以下の通りです。

リスクの特定と評価

対象企業の財務、法務、技術、環境、労務など、多岐にわたるリスクを洗い出し、その影響度を評価します。 これにより、潜在的な問題や偶発債務を事前に把握できます。

 企業価値の評価

デューデリジェンスの結果に基づき、対象企業の適正な企業価値を算定します。 これにより、買主は投資判断に必要な情報を得られます。

M&A後の統合シナジーの検討

買収後の事業統合によるシナジー効果を事前に検討し、実現可能性を評価します。 これにより、M&Aの目的達成に向けた具体的な計画を策定できます。

交渉戦略の策定

デューデリジェンスの結果は、M&A交渉における条件交渉や契約内容の決定に活用されます。 これにより、譲受企業は有利な条件でM&Aを進めることが可能になります。

製造業のM&Aで重視されるポイント

製造業のM&Aでは、特に以下の点が重視されます。これらは、譲受企業の事業や財務に与える影響が大きいため、デューデリジェンスで特に深掘りすべきポイントとなります。

  • 設備: 設備の老朽化度合い、メンテナンス状況、技術レベルなどを詳細に評価します。
  • 技術: 特許、製造ノウハウ、研究開発力、品質管理体制などを評価します。
  • サプライチェーン: 仕入先や販売先との関係性、物流体制などを評価します。
  • 環境: 環境規制への適合状況や、環境リスクなどを評価します。
  • 労務: 従業員のスキル、労働環境、労使関係などを評価します。

製造業デューデリジェンスの主な種類

DDには、調査対象分野に応じていくつかの種類があります。製造業のM&Aにおいても、これらの調査は多角的な視点から対象企業を評価するために不可欠です。

事業デューデリジェンス

事業DDでは、対象企業の事業内容、市場環境、競合状況、収益性などを評価します。これにより、譲受企業は対象事業のビジネスモデルの持続可能性や成長性を理解できます。具体的には、事業計画の妥当性や、業界内での競争優位性などを分析します。

財務デューデリジェンス

財務DDは、対象企業の財務状況、会計処理、税務状況などを評価する手続です。これはM&Aにおいて最も基本的なDDであり、対象企業の真の収益力や資産価値、負債状況を把握するために実施されます。貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書などの会計書類が詳細に調査され、将来の収益や費用に影響を与える可能性のある事象が特定されます。

法務デューデリジェンス

法務DDは、対象企業の法務コンプライアンス、契約関係、訴訟リスクなどを評価します。具体的には、許認可の取得状況、労働契約、取引契約、知的財産権に関する契約などが調査対象となります。訴訟や係争の有無、過去のコンプライアンス違反なども確認し、将来的な法務リスクを特定します。

ITデューデリジェンス

ITデューデリジェンスでは、対象企業のITシステム、情報セキュリティ体制などを評価します。製造業においては、生産管理システム、在庫管理システム、顧客管理システムなど、ITシステムの安定性や効率性が事業運営に直結します。情報漏洩リスクやシステム統合の課題なども特定し、買収後のIT戦略策定に役立てます。

技術デューデリジェンス

技術デューデリジェンスは、製造業のM&Aにおいて特に重要なデューデリジェンスの一つです。特許、技術力、研究開発体制などを評価します。対象企業が保有する独自の技術、知的財産権の有効性、研究開発パイプラインの状況、競合技術との比較などが詳細に調査されます。これにより、譲受企業は対象企業の技術的優位性や将来の技術開発の潜在力を把握できます。

製造業デューデリジェンス特有の論点と深掘りポイント

製造業のM&Aでは、一般的なデューデリジェンス項目に加えて、工場や生産設備、サプライチェーン、品質管理、環境、研究開発といった製造業特有の論点を深く掘り下げて調査することが重要です。

有形固定資産(工場・生産設備)の評価

有形固定資産、特に工場や生産設備は、製造業の事業基盤であり、M&Aにおける価値評価に大きな影響を与えます。その評価では、個々の設備の物理的状態、技術的陳腐化、生産効率などを詳細に確認します。譲受企業は、対象企業が保有する有形固定資産を、事業目的のために活用できるか、将来的な投資が必要かなどを検討します。

生産能力と稼働率の確認

工場や生産設備の生産能力は、対象企業の売上や収益に直結する重要な要素です。デューデリジェンスでは、現在の生産能力が、過去の実績や将来の事業計画に対して十分であるかを確認します。また、設備の稼働率が適切であるか、過剰な遊休設備がないか、あるいはボトルネック工程がないかなどを分析し、生産効率性を評価します。生産能力の限界や、潜在的な増強の可能性も評価対象です。

老朽化度とメンテナンス状況の評価

生産設備の老朽化度は、将来の設備投資負担や修繕費用に直接影響します。デューデリジェンスでは、各設備の取得時期、使用年数、物理的な劣化状況を詳細に調査します。これに加え、メンテナンス記録を確認し、定期的な保守が適切に行われているか、突発的な故障履歴がないかなどを評価します。メンテナンス体制の適切性は、将来の安定的な生産活動に不可欠です。

ボトルネック工程と自動化度の分析

生産プロセスにおけるボトルネック工程の有無は、製造効率や生産能力に大きな影響を与えます。デューデリジェンスでは、生産ライン全体を分析し、特定の工程が生産を阻害していないかを確認します。また、設備の自動化度を評価し、人件費削減や品質安定化の潜在的可能性を検討します。自動化が進んでいる設備は、買収後のシナジー創出に貢献する可能性があります。

サプライチェーン・デューデリジェンスの実施

製造業では、原材料の調達から製品の販売に至るまで、複雑なサプライチェーンが事業の安定性や収益性に大きく影響します。サプライチェーンデューデリジェンスでは、この連鎖全体のリスクを詳細に評価します。

主要サプライヤー・顧客との関係性評価

主要なサプライヤーや顧客との関係性は、製造業の事業継続において極めて重要です。デューデリジェンスでは、契約内容、取引条件、取引履歴を詳細に確認します。特定のサプライヤーや顧客への依存度が高い場合、その関係が悪化した場合のリスクを評価し、代替手段の有無も検証します。関係の安定性は、買収後の事業運営に大きな影響を与えます。

調達リスクと事業継続計画(BCP)

原材料の調達リスクは、製造コストや生産計画に直接影響を与えます。デューデリジェンスでは、特定の原材料の供給元集中リスク、価格変動リスク、輸入規制リスクなどを評価します。また、災害やパンデミックなどの不測の事態に備えた事業継続計画(Business Continuity Plan、BCP)が策定されているかを確認し、その実効性を評価します。これにより、供給停止のリスクを最小限に抑える対策を検討できます。

地政学リスクの影響分析

近年、地政学リスクはサプライチェーンの安定性に大きな影響を与えています。特定の国や地域からの調達、または販売に依存している場合、政治的・経済的な不安定さが事業に与える影響を分析します。関税変動、貿易摩擦、紛争リスクなどが評価対象となり、サプライチェーンの多様化や代替案の検討が必要となる場合があります。

品質管理体制の評価

製造業において、製品の品質は企業価値とブランドイメージに直結します。品質管理デューデリジェンスでは、対象企業の品質管理体制が適切に機能しているかを評価します。

品質基準と検査プロセスの確認

対象企業がどのような品質基準を設定し、それに従った製品検査プロセスを確立しているかを確認します。検査工程、検査頻度、検査記録の正確性などを調査します。国際的な品質基準(例:ISO 9001)への準拠状況も重要な評価項目です。

不良品率とリコール履歴の分析

不良品率の推移は、品質管理体制の実効性を測る重要な指標です。デューデリジェンスでは、過去の不良品率を分析し、その原因や対策を確認します。また、製品のリコール履歴がある場合、その原因、対応状況、および将来的な影響を詳細に調査します。リコールは、企業に多大な財務的・信用上の損害をもたらす可能性があります。

ISO等認証取得状況の確認

ISO 9001、IATF 16949(自動車産業向け)などの品質管理システム認証の取得状況は、対象企業の品質管理体制の信頼性を示す客観的な証拠となります。これらの認証が適切に維持されているか、定期的な監査を受けているかなどを確認し、認証の範囲や有効性も評価します。

環境・安全衛生デューデリジェンスの重要性

製造業は、環境規制や労働安全衛生に関わるリスクを抱えることが多く、これらのリスクは将来のコストやレピュテーションに影響を与える可能性があります。環境デューデリジェンスは、これらの潜在的リスクを特定し、評価します。

環境規制遵守状況の確認

対象企業が事業活動を行う上で、環境関連法規(例:水質汚染、大気汚染、廃棄物処理など)を遵守しているかを確認します。過去の違反履歴や、許認可の取得状況、排出基準への適合状況などを詳細に調査します。これにより、将来的な環境関連訴訟や罰金のリスクを評価できます。

労働災害リスクと公害問題の調査

労働環境における安全衛生管理体制が適切に整備されているかを評価します。過去の労働災害履歴、安全訓練の実施状況、安全設備の点検状況などを確認します。また、事業活動によって引き起こされる可能性のある土壌汚染や地下水汚染などの公害問題の有無や、その対処状況を調査します。これにより、潜在的な負債や改善費用のリスクを把握します。

エネルギー効率と持続可能性の評価

対象企業のエネルギー使用状況やエネルギー効率を評価します。省エネルギー設備への投資状況や、再生可能エネルギーの導入状況なども確認します。これは、環境負荷の低減だけでなく、運用コストの削減にもつながるため、譲受後のシナジー創出に貢献する可能性があります。

研究開発体制・技術力の評価と知的財産保護

製造業、特に技術力の高い企業においては、研究開発体制や知的財産の評価が企業価値の源泉となります。

研究開発体制と技術力の評価

対象企業の研究開発部門の組織体制、予算、研究テーマ、人材構成などを評価します。技術ロードマップの有無や、新製品開発の進捗状況も確認します。これにより、対象企業の技術革新能力や将来の成長潜在力を把握します。競合他社との技術比較も重要です。

知的財産の保護状況

特許、実用新案、意匠、商標、営業秘密などの知的財産が適切に保護されているかを評価します。登録状況、有効性、侵害の有無、ライセンス契約の内容などを詳細に調査します。また、重要な技術ノウハウが適切に管理され、競合他社に漏洩するリスクがないかも確認します。知的財産の価値は、M&A後の事業戦略に大きな影響を与えます。

製造コスト構造分析

製造コスト構造の分析は、対象企業の収益性と競争力を理解するために不可欠です。変動費と固定費のバランス、材料費、労務費、製造間接費の内訳などを詳細に分析します。

  • 原価計算の適切性: 対象企業が採用している原価計算方法が適切であるか、製品別の原価、工程別の原価などを分析します。
  • コストドライバーの特定: 主要なコストドライバー(例:原材料価格、人件費、生産量など)を特定し、それらが収益性に与える影響を評価します。
  • コスト削減の潜在的可能性: コスト構造を分析することで、将来的なコスト削減の機会や、シナジー効果による効率化の可能性を特定します。

デューデリジェンスの実施体制と費用

製造業デューデリジェンスを効果的に実施するためには、適切な実施体制を構築し、それにかかる費用を事前に理解しておくことが重要です。

社内チームと外部専門家の役割

デューデリジェンスの実施には、社内の専門家と外部の専門家が連携して当たります。

社内チーム

財務、法務、技術など、各分野の専門知識を持つ従業員で構成される社内チームを編成します。彼らは対象企業との初期的な情報収集や、内部資料のレビュー、社内ヒアリングなどを担当します。

外部専門家

必要に応じて、公認会計士、弁護士、コンサルタント、技術専門家などの外部専門家を起用します。彼らは特定の分野における深い知見と経験を提供し、複雑な調査や分析を客観的に実施します。外部専門家は、M&Aにおけるリスクの特定と評価において重要な役割を果たします。

製造業のデューデリジェンスにかかる費用

製造業のデューデリジェンスにかかる費用は、対象企業の規模、調査範囲、起用する専門家の数や経験によって大きく異なります。一般的に、数百万から数千万円程度になることが多いです。譲受企業は、費用対効果を考慮し、調査の優先順位を決定する必要があります。

製造業のデューデリジェンスを成功させるためのポイント

製造業のM&Aにおけるデューデリジェンスを成功させるためには、以下のポイントが重要です。

  • 専門家による多角的な調査: 製造業特有の複雑な要素を考慮し、財務、法務、事業、技術、環境、労務など、様々な分野の専門家による多角的な調査を行うことが重要です。
  • 十分な情報収集: 対象企業から、財務諸表、契約書、技術資料、サプライチェーン情報など、十分な情報を収集し、正確な分析を行うことが不可欠です。
  • リスクの早期発見: デューデリジェンスを通じて、潜在的なリスクを早期に発見し、それに対する対策を講じることが重要です。これにより、M&A後の偶発的な問題発生を未然に防ぎます。
  • 交渉戦略の策定: デューデリジェンスの結果を踏まえ、取引価格の調整、契約条件の変更、M&A後の統合計画など、具体的な交渉戦略を策定することが成功の鍵となります。

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よくある質問|製造業のデューデリジェンスに関するQ&A(FAQ)

製造業のM&Aにおけるデューデリジェンスに関して、中小企業のオーナー経営者や譲受企業のM&A担当者からよく寄せられる疑問とその回答をご紹介します。

Q:製造業の会社を買うときのDDで特別な点は?

製造業のM&AにおけるDDは、一般的なM&Aと比べて、工場や生産設備、独自の技術、複雑なサプライチェーンなど、有形固定資産と無形資産の両方にわたる製造業特有の論点が特に重視されます。これらの項目は、譲受後の事業運営や将来の収益性に大きな影響を与えるため、詳細な調査が不可欠です。例えば、設備の老朽化度やメンテナンス状況、特許やノウハウの評価、主要サプライヤーとの関係性、品質管理体制などが、通常よりも深く掘り下げて分析されます。

Q:工場の設備はどうやって評価するの?

 工場の設備評価では、まず、個々の設備の生産能力、稼働率、老朽化度、メンテナンス状況を詳細に確認します。具体的には、設備の物理的な状態、保守記録、故障履歴を調査し、将来の修繕費や設備更新の必要性を把握します。また、ボトルネック工程の有無や自動化度も評価し、生産効率性や人件費削減の潜在的可能性を分析します。これにより、対象企業の生産能力の限界や、将来の設備投資負担を正確に評価できます。

Q:部品の供給が止まるリスクはない?

 部品の供給が止まるリスク(調達リスク)は、サプライチェーンデューデリジェンスの重要な評価項目です。主要サプライヤーへの依存度、契約内容、取引条件、代替サプライヤーの有無などを詳細に確認します。また、災害や地政学リスクなど、不測の事態に備えた事業継続計画(BCP)が策定されているか、その実効性も評価します。これにより、安定的な部品供給が確保できるか、供給停止時に事業に大きな影響が出ないかなどを判断し、必要な対策を講じる材料を得られます。

Q:製品の品質問題が隠れていないか心配…。

製品の品質問題は、品質管理DDで深く掘り下げて調査します。対象企業の品質基準、検査プロセス、不良品率の推移、リコール履歴などを詳細に確認します。ISO 9001などの品質管理システム認証の取得状況や、その維持状況も評価します。これにより、現在の品質管理体制の実効性、潜在的な品質問題、および将来的なリコールリスクなどを特定できます。譲受後のブランドイメージや、リコールによる多大な費用発生を防ぐために不可欠な調査です。

Q:工場の土壌汚染は大丈夫?

工場の土壌汚染やその他環境問題は、環境デューデリジェンスで調査します。対象企業が環境規制を遵守しているか、過去の公害問題や罰金履歴がないかを確認します。具体的には、工場敷地の土壌や地下水の汚染状況、廃棄物処理の方法、排出基準への適合状況などを詳細に調査します。これにより、潜在的な環境関連の負債や、改善命令、訴訟などのリスクを特定できます。環境リスクは、多額の費用や企業の評判に大きな影響を与える可能性があります。

まとめ

製造業のM&Aにおけるデューデリジェンスは、対象企業の真の価値とリスクを評価し、M&Aの成功を左右する重要な手続です。有形固定資産、サプライチェーン、品質管理、環境、技術といった製造業特有の論点を深く掘り下げて調査することが求められます。

みつきコンサルティングは、M&A仲介サービスや、製造業に特化した財務デューデリジェンスなど、専門性の高いサービスを提供しております。貴社のM&Aを強力に支援し、円滑な譲受手続と事業承継を実現いたします。

著者

綿引 征典
綿引 征典
国内大手証券会社にて顧客のお金や人生に関わる財産運用を助言。相続・事業承継専門の会計事務所を経て、当社では法人顧客の税務対策・申告、M&Aに係る財務・税務のアドバイザリーに従事。税理士

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