M&Aを考えるようになったきっかけを教えてください。
人生設計で70歳で現役引退を考えましておりました。私は、子供が娘ばかりで水産業と言う事も有り、無理に子供に仕事を継がせる選択はありませんでした。その様な中、色々な所からダイレクトメールでM &Aの資料が届く様になり、会社をこの先どうするかを考えていたので顧問税理士と相談をして前向きに取り組む事と致しました。
いつ頃から検討されていたのでしょうか。
社員のなかで将来会社を任せても良い思い役員になっていただき期待していたのですが、私が65才の時に期待に反する様になり、廃業も考えましたが、社員の事はもちろん、漁協や地域への影響を考慮してM &Aを検討しました。
今回ご縁のあった三陽様(以下S社)の印象をお聞かせください。
複数の候補先があり、沢山の面談の機会を頂きましたが、S社の長谷社長さん(現在、会長)と何度かお会いし、お話をさせて頂く中で、長谷社長さんのお人柄、スケールの大きさ、何よりも人を引きつける魅力を感じ、この会社、この社長でしたら間違い無いと思いました。
みつきコンサルティングのサービス、担当者についてご感想をいただけますでしょうか。
担当の藤田さんと初めて出張先でお会いした時の印象は、生真面目な方だなあと思いました。回を重ねる事に藤田さんのお人柄がわかり、この人にお任せしようと決心しました。M&A後も定期的に連絡をくれたり、対馬にも寄ってくれたりと改めて藤田さん、みつきコンサルティングにご依頼してよかったと思っております。

左から藤田、株式会社西山水産 西山社長
交渉を進める中で苦労されたことはございましたでしょうか。
資料の準備、作成、法律上の事ぐらいで大きな心配や苦労は、ありませんでした。
M&Aなされた後の心境をお聞かせください。
一抹の寂しさは有りましたが、新たなオーナーの元、会社の更なる発展と社員の待遇改善など、期待でいっぱいでした。
最後に、M&Aをご検討されているオーナー様に向けてアドバイスがあれば一言お願いいたします。
生涯で何回も有る事では無いので決心することは大変ですが、社員や地域に対する影響を考え信頼できるコンサルティング会社に相談する事が最善と思います。