金属建材の会社売却の相場と流れ|事業承継M&Aで後継者不在を解決

金属建材会社の売却は、後継者不足の解決や従業員の雇用維持を実現する有効な手段です。建築用金属製品業界では、大手企業による技術力や生産拠点の確保を目的としたM&Aが活発化しています。本記事では、支援現場の専門家が金属建材会社の売却相場や株価算定のポイント、手続の手順を分かりやすく解説します。事業拡大のシナジー創出や譲渡価格を最大化する秘訣も紹介します。

目次
  1. 建築用金属製品の9割超を占める中小メーカーが価格転嫁できず収益悪化に直面
    1. 大手3社が海外シフト・多角化を進める中で地域密着型中小メーカーの受注基盤が細る構造的リスク
  2. 金属建材業のM&Aの動向
    1. 後継者不足と業界再編による売却の増加|建築板金・エクステリアメーカーを含む
    2. 大手企業による技術力・生産拠点の確保
    3. 金属建材メーカーの会社売却事例
    4. 省エネ改修向けガルバリウム鋼板サイディングの専門メーカーへの打診が急増
  3. 金属建材業で会社売却を選択するメリット
    1. 従業員の雇用維持と事業の存続
    2. 事業拡大に向けたシナジー創出
    3. 経営者保証からの解放と対価の獲得
    4. 当社が実感する傾向|カーポート・フェンスなどエクステリア専業メーカーに外構工事会社・ホームセンター系グループからの打診が急増
  4. 金属建材の会社売却で生じうるリスクと対策
    1. 従業員の不安と人材流出リスク
    2. 簿外債務や法的リスクへの対応
  5. 金属建材業の売却相場と株式評価
    1. 金属建材会社の売却相場と一般的な計算式
    2. 金属建材会社が譲渡価格を最大化するポイント
    3. 当社の支援経験|元請け比率の高さと直販先の取引実績が評価倍率を大きく引き上げる
  6. 金属建材の会社売却を成功に導く手続の手順
  7. 金属建材の会社売却を成功させるための注意点
    1. 売却目的の明確化と条件の優先順位付け
    2. 従業員への配慮と情報漏洩の防止
    3. 自社に合った信頼できるM&A仲介会社の選定
    4. みつきコンサルティングの仲介手数料(途中費用ゼロ)
  8. 金属建材の会社売却に関するFAQ
  9. 金属建材に精通したM&A仲介会社|みつきコンサルティング
    1. 金属建材の会社売却の関連コラム

「うちの会社でも売却できるだろうか…」、「何から始めればいいんだろう…」。そのようなオーナー経営者の不安に、中小企業向けM&A仲介会社みつきコンサルティングは、20年間・500件以上の支援実績に基づき、お応えします。本格検討前の情報収集として、まずはお話をお聞かせください。

建築用金属製品の9割超を占める中小メーカーが価格転嫁できず収益悪化に直面

日本金属屋根協会のデータによると、2024年の住宅着工戸数は約79万戸と2020年を下回り、金属屋根材の出荷量も連動して減少しています。建築用金属製品製造業の9割以上を中小事業者が占め、原材料・物流コスト上昇を価格転嫁できない中小の収益悪化が加速しています(総務省・経済産業省「経済構造実態調査」)。

大手3社が海外シフト・多角化を進める中で地域密着型中小メーカーの受注基盤が細る構造的リスク

LIXILは2020年に海外カーテンウォール市場から撤退して基幹事業へ集中し、三協立山も2030年度に建材事業比率を下げ多角化へシフトする方針です。大手の戦略転換が加速する中、地域の工務店向けに外壁材・屋根材を供給してきた中小事業者は受注基盤が細くなり、事業承継を急ぐケースが増えています。

金属建材業のM&Aの動向

現場で日々ご相談を伺う中で、経営環境の急激な変化に悩む経営者の声を多く耳にします。建築用金属製品業界を取り巻く現状と、近年活発化しているM&Aの動向について紐解いていきます。

後継者不足と業界再編による売却の増加|建築板金・エクステリアメーカーを含む

現場の第一線では、経営者の高齢化に伴う後継者不在の課題が非常に深刻です。総務省・経済産業省の調査によると、建築用金属製品(サッシ、ドア、建築用金物を除く)の出荷額は合計約8,700億円に上りますが、その9割以上を中小規模の事業者が占めています。

これらの中小企業では、優れた技術や顧客基盤を持ちながらも親族内や従業員の中に後継者を見つけられず、第三者への事業承継を検討するケースが増加しています。さらに、国内の人口減少に伴う新設住宅着工戸数の減少や、鉄鋼などの原料価格の高騰、物流におけるいわゆる「2024年問題」による運送コストの増大など、外部環境の厳しさも経営を圧迫する大きな要因です。単独での生き残りが難しくなる中、スケールメリットを追求するための業界再編が急速に進んでいます。

大手企業による技術力・生産拠点の確保

M&A市場において、金属建材会社は非常に魅力的な買収対象として位置付けられています。アルミ製品や金属製品製造において、特定の分野に特化した生産設備や独自の技術力を持つ企業は、大手の総合建材メーカーや特化型メーカーから高く評価される傾向が強いと言えます。

大手企業は、既存の生産ラインの拡充や、新たな商圏の獲得を常に急いでいます。ゼロから自社で工場を立ち上げ、複雑な金属加工技術を持つ職人を育成するには、膨大な時間とコストが必要です。そのため、すでに稼働している工場と熟練の職人を丸ごと譲受することで、即座に自社の生産能力を補強する戦略が主流となっています。現場でも、このような成長戦略型の資本提携が頻繁に成立するのを目撃してきました。

金属建材メーカーの会社売却事例

譲受企業がどのような目的で金属建材会社を傘下に収めているのか、実際の事例を見ると業界のトレンドがより鮮明に浮かび上がります。業界内で大きな話題となった代表的な事例を紹介しましょう。

2024年5月、総合建材メーカーであるYKK APが、沖縄県に拠点を置く金秀アルミ工業の発行済全株式を取得し、完全子会社化しました。この事例では、譲渡オーナーが長年培ってきたアルミ製品の製造技術や生産設備が高く評価されています。 YKK APは、金秀アルミ工業の強固な事業基盤を活用することでシナジーを創出し、沖縄県内における製品の供給力を飛躍的に高めることを目指しています。地域に根ざした独自の事業展開と、大手企業の巨大な資金力・販売網が綺麗に融合した、典型的な成功例といえるでしょう。

省エネ改修向けガルバリウム鋼板サイディングの専門メーカーへの打診が急増

国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査」によると、2023年度のリフォーム工事受注高は約4.3兆円です。省エネ改修での断熱性の高いガルバリウム鋼板サイディングへの切り替え需要拡大を背景に、その製造・施工に特化した中小メーカーへの買い手打診が活発化しています。

施工一貫体制を持つ中小メーカーは大手にとって代替困難な買収対象

三晃金属工業は日本製鉄傘下として工場・倉庫など大規模施設向けの長尺屋根に特化し、設計・製造から施工まで一貫体制を構築しています。特定の施工分野に深く特化した中小メーカーは大手が単独では代替しにくい技術・施工ネットワークを持つため、M&A評価でも高い評価を受けやすい傾向があります。

金属建材業で会社売却を選択するメリット

会社を手放す決断は、決してネガティブなものではありません。ここでは、譲渡オーナーが金属建材会社の売却を選択することで得られる具体的なメリットについて詳しく解説します。

従業員の雇用維持と事業の存続

長年苦楽を共にしてきた従業員の雇用を守ることは、多くの経営者にとって譲れない最優先事項です。事業を清算して廃業という道を選んだ場合、全従業員を解雇しなければならず、彼らとその家族の生活基盤を奪うことになってしまいます。 M&Aを活用して会社を第三者に売却すれば、事業とともに従業員の雇用契約も原則としてそのまま引き継がれる仕組みです。

譲受企業としても、事業を円滑に継続するためには現場のオペレーションを熟知した従業員の存在が必要不可欠となります。交渉次第では、これまでの給与水準や労働条件が維持されるだけでなく、大手企業の充実した福利厚生が新たに適用され、職場環境や待遇が改善されるケースも珍しくありません。

事業拡大に向けたシナジー創出

譲渡オーナーの中には、事業のさらなる成長を願って、自ら大手グループの傘下に入る決断をする方もいます。 大手企業の傘下に入ることで、親会社の持つ豊富な資金力や強固なブランド力を最大限に活用できるようになります。

例えば、中小企業単独では投資回収の難しかった大規模な最新設備の導入や、老朽化した工場の刷新が可能になります。さらに、親会社の広範な販売網を通じた新たな販路の拡大や、共同購買による原材料の調達コスト削減など、強力なシナジー効果が期待できます。 近年では、新築市場から既存住宅の増改築を行うリフォーム市場へのシフトが進んでおり、ガルバリウム鋼板を使用した金属サイディングなど、機能性の高い商材への展開を加速させるための協業も多く見受けられます。

経営者保証からの解放と対価の獲得

中小企業の経営において、金融機関からの借入に対する経営者個人の連帯保証(いわゆる経営者保証)は、経営者の心に重くのしかかる精神的負担となります。約9割の中小企業が抱えるこの問題も、株式譲渡による会社の売却が成立すれば、個人保証や担保は譲受企業に引き継がれるのが一般的です。

また、適正な企業価値評価に基づき、譲渡オーナーは多額の譲渡対価を獲得できます。長年の経営努力が報われる瞬間でもあります。手にしたまとまった資金は、引退後の豊かな老後資金として活用できるほか、全く新しい分野への挑戦に向けた資本金に充てることも可能です。会社の借入金や未払い債務も譲受企業に引き継がれるため、廃業や清算に伴う莫大なコストを回避できる点も大きな利点と言えます。

当社が実感する傾向|カーポート・フェンスなどエクステリア専業メーカーに外構工事会社・ホームセンター系グループからの打診が急増

当社では、金属製エクステリア製品(カーポート・フェンス・テラス)に特化した中小メーカーへの打診が、建材大手だけでなく外構工事会社やホームセンター系グループからも増えています。新築住宅着工が減少する中でリフォーム需要を確保したい買い手と、後継者不在の専業メーカーのニーズが合致しやすく、想定を超えた評価額で成約する事例が実際に生まれています。

金属建材の会社売却で生じうるリスクと対策

M&Aはメリットばかりではなく、少なからずリスクも伴います。ここでは、支援現場で直面しがちな課題と、それを乗り越えるための対策を解説します。

従業員の不安と人材流出リスク

会社の経営権が第三者に移ることは、従業員にとって非常に大きな環境変化です。労働条件の不利益変更や、新しい企業文化に適応できるかという不安から、有資格者や熟練の職人が退職してしまうリスクがあります。 人材流出は、譲受企業が期待していたシナジー効果の喪失に直結するため、M&Aの成否を左右しかねない重大な問題です。

このリスクを最小限に抑えるためには、売却交渉の初期段階から従業員の処遇維持を絶対条件として提示することが重要となります。そして、最終契約が締結された直後の最適なタイミングで、従業員に対して丁寧かつ透明性のある説明会を開き、将来のビジョンを誠実に伝える姿勢が求められます。

簿外債務や法的リスクへの対応

貸借対照表に記載されていない債務、いわゆる簿外債務の発覚も大きなトラブルの火種となります。未払いの残業代、退職金規程の不備による潜在的な未払い退職金、さらには取引先との契約上の瑕疵などがこれに該当します。 株式譲渡スキームを利用する場合、会社という法人格をそのまま引き継ぐため、こうした偶発債務も譲受企業に包括的に承継されてしまいます。

M&Aの成立後に深刻な簿外債務が発覚した場合、表明保証違反として譲受企業から多額の損害賠償を請求される事態に発展しかねません。こうした事態を防ぐためには、事前の買収監査において自社の負の側面も包み隠さず誠実に情報開示し、互いの信頼関係を構築しておくことが円滑な取引の鍵となります。

金属建材業の売却相場と株式評価

「自分の会社はいったいいくらで売れるのか」という素朴な疑問は、すべての経営者が抱くものです。ここでは、現場で用いられる一般的な売却相場と、金属建材会社特有の評価ポイントを明らかにします。

金属建材会社の売却相場と一般的な計算式

金属建材会社の売却価格は、会社の規模や収益性によって大きく変動します。支援現場で目安としてよく用いられるのが、以下の計算式を用いた算出方法です。

売却相場の目安=時価純資産額+(年間営業利益×3〜5年分)

ここでいう営業利益の複数年分は、将来期待される収益力(のれん代)を意味します。ただし、これはあくまで目安に過ぎません。

金属建材会社が譲渡価格を最大化するポイント

同じ純資産や利益水準であっても、金属建材会社において評価額を大きく左右する重要な指標が存在します。

付加価値の高い商材や独自技術の有無

金属サイディングや特殊な金属屋根材など、競合他社には真似できない高いデザイン性や断熱性、施工性に優れた商材を安定して製造できるライン生産技術は、非常に高く評価される傾向にあります。

特定の優良顧客や商圏における強固な基盤

地域のゼネコンや有力な工務店との長年にわたる直接的な取引関係は、安定した収益基盤として評価されます。特に下請けではなく、元請け比率の高い事業構造を持つ企業は高値がつきやすいです。

有資格者と職人の定着率

製造現場を支える熟練した職人や、施工管理技士などの有資格者の年齢構成と定着率は極めて重要です。即戦力を求める譲受企業にとって、優秀な人材の定着は最大の魅力となります。

当社の支援経験|元請け比率の高さと直販先の取引実績が評価倍率を大きく引き上げる

当社では、建設投資額(建築)が2024年度に約47兆円まで増加する局面でも(国土交通省「建設投資見通し」)、下請け受注中心の会社より元請け比率の高い会社の評価倍率が明確に高い傾向があります。受注台帳で元請け・下請けの比率と直販先との取引実績を整理しておくことが、高い評価を引き出す準備の鍵です。

金属建材の会社売却を成功に導く手続の手順

M&Aは一生に一度あるかないかの大きなプロジェクトです。焦って見切り発車をせず、確実なステップを踏むことが求められます。以下の表で、基本的な手続の流れを順を追って確認しましょう。

ステップ内容
1M&A仲介会社への相談と業務委託契約の締結M&Aの専門家である仲介会社に無料相談を行い、自社の抱える経営課題や売却の希望条件を整理します。支援を依頼する仲介会社を決定したら、アドバイザリー契約と情報漏洩を防ぐための秘密保持契約を締結します。
金属建材会社では、製品ラインナップ(外壁材・屋根材・エクステリア等)や主要取引先(ハウスメーカー・工務店等)との契約状況を事前に整理しておくと、その後の手続がスムーズになります。
2企業価値の算定と相手先企業の選定自社の財務状況や独自の強みを客観的に分析し、適正な企業価値を算定します。会社名が特定されない匿名資料(ノンネーム)を作成し、条件に合致する譲受企業の候補をリストアップして打診を行います。
金属建材業界では同業の建材メーカーに加え、住宅設備メーカーや建設資材商社、エクステリア販売会社なども有力な候補となります。板金加工技術や特定の製品認定・特許の保有状況も企業価値の重要な評価ポイントになります。
3トップ面談と基本合意書の締結関心を示した譲受企業に対して詳細な企業情報を開示し、双方の経営者同士でトップ面談を実施します。企業文化や経営理念のすり合わせを行い、前向きに話が進めば、大枠の譲渡価格や今後のスケジュールなどを定めた基本合意書を取り交わします。
金属建材会社では、熟練の板金職人や施工技術者の処遇についてもこの段階で確認しておくことが重要です。
4企業調査の実施譲受企業が公認会計士や弁護士などの専門家を派遣し、財務・税務・法務・労務などの実態を詳細に調査します。譲渡オーナーは資料の提出やインタビューに誠実かつ迅速に対応する必要があります。
金属建材会社では、製造設備の稼働状況や原材料(鋼材・アルミ等)の仕入先との契約内容、塗装工程における環境規制への対応状況なども重点的にチェックされます。
5最終契約の締結とクロージング企業調査の結果を踏まえて最終的な条件交渉を行い、お互いが納得できる着地点を見つけられれば、法的拘束力を持つ最終契約書を締結します。株式の引き渡しや譲渡代金の決済手続を行い、従業員や取引先への説明を段階的に進めていきます。
金属建材会社では、ハウスメーカーや工務店など主要取引先への早期の挨拶回りとともに、建設業許可の変更届など行政手続も速やかに対応する必要があります。

金属建材の会社売却を成功させるための注意点

ちょっとしたボタンの掛け違いが、取り返しのつかない失敗を招くこともあります。支援現場の小さな失敗例も踏まえ、M&Aを安全に進めるための注意点を解説します。

売却目的の明確化と条件の優先順位付け

交渉が長引くと、当初の目的を見失い、相手の要求に流されてしまう経営者が少なからず存在します。そうならないために、譲渡の目的を明確にしておくことが不可欠です。 従業員の雇用維持を最優先するのか、それとも引退後の資金確保を重視するのか、絶対に譲れない条件を紙に書き出しておくことをお勧めします。すべての希望を100%叶えることは現実的に困難です。優先順位をつけ、状況に応じて柔軟に妥協できるポイントを持っておくことが、交渉をスムーズにまとめる秘訣となります。

従業員への配慮と情報漏洩の防止

譲渡の検討を進めているという事実が、正式な発表前に社内外へ漏れることは絶対に避けなければなりません。根拠のない噂は従業員に深刻な不安を与え、優秀な人材の予期せぬ離職を引き起こす最大の原因となります。 また、仕入先や販売先といった取引先との関係悪化を招き、最悪の場合はM&A交渉そのものが破談になるリスクもはらんでいます。情報は極力少数の信頼できる役員間のみで共有するようにしてください。従業員への説明は、最終契約が締結され、今後の体制が確固たるものとなった適切なタイミングで、誠実に実施する計画を立てましょう。

自社に合った信頼できるM&A仲介会社の選定

金属建材会社の売却を円滑に進めるためには、業界の商流や特有の事情に精通したM&A仲介会社を選ぶことが極めて重要です。 担当者の力量によって、譲渡価格や成立の可否が大きく左右されるといっても過言ではありません。製造業や建設関連のM&A実績が豊富で、現場の専門用語や業界の構造を正しく理解できる担当者がいるかを見極めましょう。また、料金体系が明確であることも外せないポイントです。着手金や月額報酬が不要な報酬体系を採用している仲介会社を選ぶと、初期費用の持ち出しリスクを抑えられます。

みつきコンサルティングの仲介手数料(途中費用ゼロ)

M&Aが成立した場合のみ、譲渡対価に応じた手数料を頂戴します。
売主様は、ご成約まで費用負担なくスタートできます。



金属建材の会社売却に関するFAQ

初めてのM&Aでは、分からないことだらけで不安になるのが当然です。ここでは、譲渡オーナーからよく寄せられる素朴な疑問にお答えします。

Q:赤字や債務超過の会社でも売却は可能でしょうか。

可能です。現場ではまず、本業の営業利益や保有する独自の技術力、顧客基盤を確認します。一時的な赤字であっても、譲受企業とのシナジー効果によって収益の改善が見込める場合、十分に買い手がつく可能性があります。ただし、価格交渉は厳しくなるケースが多いです。

Q:譲渡後、社長である私はすぐに引退できますか。

お相手候補の考え次第です。多くの場合、事業の円滑な引き継ぎのために、数か月から数年程度は顧問などの形で会社に残り、業務の引き継ぎを行うことが求められます。即時引退を希望する場合は、事前の緻密な交渉が重要になります。

Q:従業員の給与や待遇は、譲渡後に悪くなってしまいませんか。

株式譲渡の場合、雇用契約はそのまま引き継がれるため、すぐに待遇が悪化することはありません。むしろ、大手企業の傘下に入ることで、福利厚生が充実したり、労働環境が改善されたりするケースも多く見られます。最終契約書で待遇維持を条件に盛り込むことも可能です。

Q:譲渡の相手先は、どのようにして見つけるのでしょうか。

基本的にはM&A仲介会社が保有する独自のネットワークや、全国のデータベースを活用して最適な候補先を探し出します。同業他社だけでなく、事業の多角化を目指す異業種の企業が手を挙げることもあり、選択肢は多岐にわたります。

金属建材に精通したM&A仲介会社|みつきコンサルティング

金属建材の会社売却は、後継者不足を解消し、従業員の雇用を守りながら事業のさらなる成長を実現するための極めて有効な選択肢です。市場環境が激しく変化する中で、最適な譲受企業と巡り合うには綿密な準備が欠かせません。人生の大きな決断に際し、譲渡オーナーが抱える不安や重圧に我々は全力を尽くして寄り添います。

税理士法人グループのM&A仲介会社である当社は、財務や税務の専門知識を活かした精緻な企業価値評価を得意としています。金属建材会社のM&Aの実績経験が豊富にあり、業界への深い専門的な知見を有しています。金属建材会社の売却なら、みつきコンサルティングへぜひご相談ください。

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著者

田原 聖治
田原 聖治事業法人第一部長/M&A担当ディレクター
みずほ銀行にて大手企業から中小企業まで様々なファイナンスを支援。みつきコンサルティングでは、各種メーカーやアパレル企業等の事業計画立案・実行支援に従事。現在は、IT・テクノロジー・人材業界を中心に経営課題を解決。M&Aの成約実績多数、M&A仲介・助言の経験年数は10年以上
監修:みつき税理士法人

みつきコンサルティングは、中小企業の会社売却・事業承継に特化した譲渡企業様に完全成功報酬制のM&A仲介会社です。売り手と買い手企業の最適なマッチングを、経験豊富なM&Aコンサルタントが初期相談から成約まで一貫してフルサポートします。

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