成約年月日:2017年6月
保育園を運営する社会福祉法人A社様(譲渡企業)は、関西エリアで保育園事業を長年運営し、地域の子育て支援に貢献してきました。創業のきっかけは、先代が地元への恩返しの意を込めて保育園事業を創業。公立保育園しかなかった地域で、民間の受け皿としての地域に貢献してこられました。先代より、T様が家業であった保育園事業を引継ぎ、2代目オーナーとして事業運営を担ってこられました。
T様は、ご自身の年齢が65歳を迎えるまでに事業承継をどのようにやるのか決めたいと考えていました。地域の子供たちが安心して通える場所(保育園)と従業員の雇用を守りたいと考えておりましたが、親族内後継者がおらず、社内でも候補となる人材がいなかったため、第三者への事業承継を検討することになりました。譲受側は、同じ社会福祉法人で保育園事業のみならず介護事業なども運営されており、私どもより大きく事業運営をされていらっしゃりましたので、法人の規模や専門性の面でも信頼できるパートナーだと判断しました。
譲受側へのグループインは、社風・処遇・運営方針など異なる部分も多くありましたが、譲受側の方々が、一つ一つ丁寧にご対応頂けたことで、従業員も安心して働く環境の変化に対応できたと思います。
また、保育園は時間が経過すると共に遊具の更新や園児の安全性に配慮した設備投資なども必要になってきますが、譲受側の安定的な事業運営継続と資本力のおかげで、スムーズにご対応頂けたことに感謝しております。
私たちにとって、事業承継の選択肢として第三者への事業承継を決断したことは、長年培ってきた地域の信頼を守り、地元密着の保育サービスに譲受側の組織力と資本力を掛け合わせることによって園児や従業員たちにとっても良い結果に結びついたと思っております。これからも地域になくてはならない保育園として末永く継続してくれることを願っております。



