小売業のM&A事例【神奈川県横浜市】

地場調剤薬局の譲渡を助言｜P社さま

譲渡企業	P社さま
業種	小売業
事業内容	調剤薬局
売上	1億8,200万円
地域	神奈川県横浜市
設立	2008年
経営者の年齢	1934年生まれ（66才）
譲渡理由	事業成長のため

譲受企業	T社さま
業種	小売業
事業内容	ドラッグストア・調剤専門薬局の運営
売上	905億円
地域	東京都文京区本社
設立	2001年
上場の有無	非上場
譲受目的	事業地域の拡大

成約年月：2022年12月

調剤薬局を運営するP社は、株式譲渡の方法により事業承継を実現しました。今回のM&Aでは、譲渡企業であるP社の薬局店舗は譲受企業が運営する薬局店舗の近隣にあり、ライバル関係にありましたが、今後は両店舗で円滑に連携し、これまで築いてきた地域密着型の薬局運営を次世代へと承継することができました。株式譲渡という手法を用いたことで、従業員や取引先への影響を最小限に抑えながら、経営体制の移行がスムーズに進められた点が特徴です。

また、譲受企業はP社のノウハウや地域での信頼を引き継ぎ、今後も地域医療への貢献を目指しています。今回の事例は、事業承継を検討する中小企業にとって、譲渡による新たな成長の可能性を示すものとなりました。両社の協力により、これまでの実績と信頼を守りつつ、持続的な発展が期待されています。