成約年月:2019年7月
取材先:代表者I様
地域に根差した葬儀社として長年営業してきたI社様でしたが、近年の競合激化と設備投資負担が重なり、業績は年々厳しさを増していました。代表者様は早い段階から譲渡の意思を固めており、みつきコンサルティングへ相談いただいてからはご自身で意思決定を進め、社内外との調整も主体的に行っていただいたことが、後の交渉をスムーズに進める大きな力となりました。
譲受企業となったH社様は、食品をはじめ複数の生活関連事業を展開する企業グループで、既存の葬祭事業のさらなる強化と商圏拡大を目的にI社様への関心を示されました。トップ面談では、I社様の地域での知名度と顧客基盤を活かしつつ、H社様が持つ運営ノウハウやスケールメリットを掛け合わせることで、地域における葬祭サービスの質を高められるという方向性が共有され、交渉は短期間で合意に至りました。
一方でDD期間中には、葬儀会館の指定管理契約や火葬場との取次契約について、名義変更や再契約に必要な書類の整理に想定以上の時間を要する場面がありました。契約関係者への説明や調整をひとつずつ丁寧に進める必要があり、みつきコンサルティングが専門家と連携しながら手続きを整理することで、最終契約締結からクロージングまでを滞りなく進めることができました。譲渡後は、I社様の従業員の雇用が維持されるとともに、地域での葬祭サービス提供体制も継続され、円滑な事業承継が実現しました。



